就活って面倒くさいと思いませんか?

就活の面接をあくびが出るくらい楽に終わらせる方法

結論→相手にこの人は自分と同じだと思わせると選んで採用されやすい


みなさんお店で物やサービスを買うとき、「これカッコイイから欲しい」「あれがあればもっと快適に過ごせるそう」「あんな美味しそうなもの一度食べてみたい!」と思って買い物をしませんか?

あなたを採用してもらうために面接官の人にも同じように訴えかけてみてはどうでしょうか?


訴えかける2要点


類似性があるように見せる=感情で(納得させて)売り込む 

印象に残る内容=論理で相手の決断を正当化させる



類似性とは「この人は自分とは似ている」と思うこと
感覚とは 人間が商品やサービスを選ぶときと同じ理由 人は感覚に訴求されるものを選ぶ=言い換えると、それを買う(選ぶ)ことで具体的にどんな形でメリット(課題の解決・新たな価値)がもたらされるか、それをイメージして、イメージがしやすいほど決断しやすくなる。

で、なんで類似性が=感覚への訴求になるのか?

A、人間は自分を他者より高く評価する(自己奉仕バイアス)、自分と似ている人間=自分自身を評価しているという感覚=自分と似ている人間を低く評価することは自分を低く評価することと同じように感じてしまう(無意識)、なので、基本的に人は自分と似ている人間に対して評価が高くなる。

そして、相手が類似している(と思う)ということは、普段の自分と似た感覚・価値観・アイデンティティなどを有していると考える=自分のパターンと同じだと考えるとイメージしやすくなる(仕事へのスタンスや会社での立ち振る舞い、将来性、友好関係の持ち方など)。イメージしやすい、つまり、感覚的に納得しやすい。

よって、類似している(類似点が多ければ多いほど)感覚に訴求できるようになり、選んでもらいやすくなる。









印象に残る内容とは「アピールポイントは3点で・・・」「自分の強みは〇〇で・・・」 決断を正当化するための論理の材料 簡単に言うと「選んだ理由は?」と尋ねられたときに「この人(もの・サービス)は〇〇という強み(利点)があって有益だと判断したためです」の〇〇を与えることを言う。

論理とは 先に書いてしまったが、要するに人間は『感覚』で先に決めて『論理』で後付け(正当化)を行う。


もしかすると、面接後 【再選考】などを企業から申し出てくるパターンでは『感覚』的には十分でも、『論理』の面で正当化が難しかった、と面接担当者が感じたから、発生するパターンなのかもしれない。


論理は論理で十分(少なくとも、採用担当が他の人から「なぜこの人を採用したの?」と聞かれた時に答えに窮しない程度には)印象に残るPRをしなくてはいけない、ということになるのかもしれない。


この辺はYouTubeで切り抜きしている ひろゆき さんの言なども参考に考えました

→概要:キラキラネームの人は就職が大変かも・・・(名前相談に対する動画)
ー要点抜粋:太郎さんとピカチュウさんが面接に来て、もしピカチュウさんを採用して後で問題があったら、採用担当者は責められる(「なんで名前からして変なの選んだんだよ?」と周囲から言われる可能性がある)から、ピカチュウさんは採用されにくくなるのでは?・・・という指摘。


要するに、いくら印象がよくても、決断を正当化する論理はある程度必要になる。言い換えると、論理はある種保険に近いのかもしれない。採用担当者にちゃんと言い訳をさせてあげられる程度には印象に残るロジックもセットにしてあげないといけない、ということか・・・?






余談:印象について

印象に残るものが、記憶に残る。記憶に残るものが、会話の時に口に出やすくなる(何かを説明するとき、理由を紙に書き出すとき、頭の中で筋道を立てて考えようとするとき)

印象に残ったものはいわば材料で、それを組みあげて人は記憶(経験)を作る。

だから、記憶に留めておいてもらいたいのなら印象を残すことは重要で、それは裏を返せば印象に残らない内容は、いくら良いことを言っていたとしても憶えていてはもらえない(と思われる)。なので、人間の頭に印象を残す心理的テクニックが重要なのだと思う。

質疑応答関係

・ストーリー化
・ポイントを3点にする(3は人間の認知能力的に丁度憶えやすいとか・・・)
・喋るスピード(突っ込まれそうなところは早く、良く聞いてもらいたいところはゆっくり・・・。これをする利点は、人は早くしゃべられると認知的に追いつかず批判しにくく、逆にゆっくり話すことで相対的に(認知しやすさで)印象に残りやすい(と思われる))

全体の印象関係
・ハロー効果(わかりやすい強み※業界と無関係でも良い。例えば、英語がしゃべれる、認知度の高い特技を持っている、珍しい経験がある。感心してされるものがベストだが、他人と差別化できるだけでも印象には残ると思う)
・初頭効果(第一印象、例えば服装、表情、外見(※は個人差あるけど)、仕草、声など)
・権威(〇〇社の△△部門での成績が1番だった。(※会社全体の成績ではなく1部範囲の中での事実)
※自分以外のものでも、例えば、〇〇という有名企業で働いていたことがある(※実際の業務と関係はない)、〇〇業界で△年継続勤務してきた(※実務の内容とは無関係))





就活をマーケティングの理論に絡めて考えてみました (参考『シュガーマンマーケティング30の法則』 ジョセフ・シュガーマン